関節痛の手術と人工関節

関節痛の手術と人工関節

関節痛は症状が悪化すると、手術が必要になることがあります。

関節痛は命に直接係わる病ではないので、様子をみることが多いのですが、患者さんの立場としては日常生活を快適に過ごすことが何よりもの願いです。

投薬治療などの効果が見られない場合は、手術を行います。

ひざの内側のみの関節形成の手術の場合は、手術時間が1時間ほどです。

入院期間は1~3週間。

傷口は5㎝ほどだそうです。

病院によって、技術に差が出てしまうものです。

合併症の発生も心配な要素です。

技術力の高いドクターを見つけるには、年間の手術症例数が簡単な目安になりそうです。

また、手術時間が短いほど合併症のリスクが抑えられるそうです。

手早い手術にも注目です。

今まで手術が必要だったリウマチは、薬の効果が高まり手術が必要な患者さんが減ってきたようです。

また、早期治療が必要だと言われています。

昔は治らないと言われていた関節痛の病も医学の進歩によって治る病になってきました。

手術には不安がつき物ですが、信頼できる医師との出会いが病の克服につながると思います。

関節痛が悪化すると、人工関節の手術を行うことがあります。

関節痛の代表とも言える、変形性関節症・リウマチ・関節骨の壊死・関節内骨折などで自分の骨を使っての手術が難しい場合に行います。

骨の切り術などに比べて治療効果が高く、治療期間が短いことがメリットです。

デメリットは、脱臼・感染・人工関節の摩耗・人工関節のゆるみなどが挙げられます。

摩耗しにくい人工関節ですが、10~20年かけてゆっくりと摩耗してしまいます。

ひざや股関節の手術の場合は、1000ccほどの出血が考えられます。

そのため、手術前に自分の血液を採取して貯血します。

気になる退院の目安は、手術後3~4週間が一般的です。

退院後は、ベッド・椅子・洋式トイレなど関節に負担がかからない生活を心がけましょう。

経過観察が最初の1年目は3カ月ごとにあります。

次の2年間は半年ごと、その翌年は1年ごとに行われます。

スポーツは、激しいものは避けて水泳などは行っても良いそうです。

関節部位などによって異なりますので、医師に相談しながら無理なく過ごしましょう。