関節痛に係わる病とは

関節痛に係わる病とは

関節痛には様々な病が隠れています。

膠原病・痛風・関節症・ペルテス病・骨肉腫など重大な病を患っていることもあります。

ひざの痛みだけでなく、発熱・体重減少・しびれ・発疹など身体の異常が見られたときには、専門医へ受診することをオススメします。

膠原病には、代表的とも言えるリウマチの他に様々な病があります。

関節痛とは一見無関係に思える味覚障害などの症状がある「シェーグレン症候群」などがあります。

この病は、口・眼の乾き、耳の下の腫れ、疲れ目、関節のこわばり(朝に多い)などの症状がみられます。

痛風はひざだけでなく、足の親指・足首などの関節が急に痛む病です。

私が以前勤務していた職場にも痛風に悩む男性がいました。

一度罹ると癖になってしまうと悩んでいたのを思い出します。

痛風・高尿酸血症予防として、最近は、プリン体が含まれていないビールや、プリン体対策のヨーグルトが販売されています。

恐ろしい痛みを起こさせないためにも、食生活を見直す必要がありそうです。

最近、関節痛の中で患者さんが急増している病があります。

「膝関節骨壊死症」と呼ばれている病です。

人間の骨には細かい血管がはしっています。

脳でいう脳梗塞のように、血管が詰まって骨に血液がまわらなくなり壊死してしまうものです。

今までの関節痛は、軟骨が減ってしまうことで現れる「変形性膝関節症」が有名でしたが、精密な診断を行うことで、このような恐ろしい病が分かるようになりました。

レントゲンだけでなく、MRIによって詳しく調べることができる病院が増えてきています。

この病の原因はまだ解明されていませんが、肥満気味の患者さんが多いようです。

ステロイドホルモンの投与後は血液の流れが悪くなることが分かっています。

膠原病の患者さんは、大量のステロイドを投与されることがあります。

高脂血症の薬を同時に投与することで、膝関節骨壊死症の発症が抑えられることも分かっています。

薬は病を治すために必要なものですが、逆に新たな病を引き起こす危険性もあります。

このように、他の病を発症させないための予防投与も行われています。